環境破壊の主要因であるCO2やNOxを排出しない新しいエネルギーが求められる時代へ

環境に優しい燃料資源が望まれています 高度に発展した現代文明を支えるために、私たち人間は石油や石炭、天然ガスをはじめとする化石燃料を大量に消費しています。その恩恵で生活は非常に便利になりましたが、一方で地球環境の破壊や温暖化などの深刻な問題を招くことにもなりました。

日々の生活に欠かせない化石燃料の現在の状況と問題点を簡単に説明しますと、まず石炭は今もなお多くの資源が存在しており、可採年数(現在の確認可能な埋蔵量をその年の生産量で割った数値)は185年前後と豊富ですが、発熱量に対するCO2の排出量が他の化石燃料に比べて大きいのが欠点です。

次に石油です。随分以前から「そろそろ埋蔵量の底が見え始めた」と言われてきましたが、かつての予想よりも長く枯渇せずに現在も採掘されており、可採年数は35年前後と言われています。しかし、良質な石油はこの数字よりも早い段階で現象段階に入ると専門家は予測しており、需要に応じた生産量をキープするのは早晩、困難になりそうです。

石油資源はその3分の2が政情不安定な中東諸国に集中していることと、投機目的による価格高騰も度々問題となっていることから決して安定したエネルギー供給源とは言えません。石炭と比べると、同一発熱量に対するCO2の排出比率は80%ほとです。

天然ガスは日本海の周辺、アジア諸国などで一定量が確保できることと、可採年数が十分にあることなどが利点ですが、確認されている埋蔵量の多くは中東と旧ソ連にあるため、国際情勢に左右されるのがデメリットです。近年、海底の天然ガスの所有権をめぐっては日本と中国で問題も起こっています。石炭と比べて、同一発熱量に対するCO2排出比率は60%となっています。

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