自然環境や社会環境に悪影響を及ぼす地球温暖化とCO2(二酸化炭素)の関係

上昇し続ける気温への解決策は? 全世界で排出されるCO2は、化石燃料の使用量の増加に比例する形で上昇しており、IPCC(気候変動に関する政府間パネル)によると、化石燃料を燃やすことで毎年約63億トンものCO2を排出してきたとしています(1989~1998年)。

一方、大気中のCO2の増加は年に約33億トンとなっています。すなわちその差30億トンは、森林や耳目が光合成の際に大気中からCO2を取り込んだり、海中に溶け込んだりしているのです。自然の作用がなければ、莫大な量のCO2が増えて、地球温暖化は現在以上のペースで悪化していたのは間違いありません。

現在の状況が続けば、世界全体の気温は今後100年で1.4~5.8℃(温室効果ガスの排出の仕方で差があります)上昇するというのがIPCCを構成している科学者たちの見解です。地球温暖化が進めば、北極や南極の氷が解けて海面の水位が上昇し、海面からの高さが無い島国(赤道付近のツバルは「世界で一番早く海に沈む国」とされています)は海に沈むことが懸念されます。

また、熱帯に活動が限定されていた病原菌や害虫の生息範囲が拡大し、人間や家畜、農作物などに被害を及ぼすなど、世界各地の生態系に影響を与えることも懸念されます。このように地球温暖化は自然環境や社会環境に大きな悪影響を及ぼすのです。

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